FXで負けないためには2【相場の基本】
お財布の中身も毛量さえも生贄にした私のFXブログを読んで頂きありがとうございます。
FXで負けないためには、ということで、【相場の基本】について書いてみます。
(*すいませんテクニカルに関してだけの話になります。ファンダ無視)
FXは何から知るべきか
まず、FXをやり始めるにあたり、教科書的な流れとしては、
0.ダウ理論
1.相場の環境認識
2.トレンドライン
3.移動平均線
4.フィボナッチ
5.エリオット波動
6.各種インジケーター
学ぶとしたら、こんな感じ順番になるのかな?多分。
初心者向けになりますが、今回は相場の環境認識までのところを出来るだけ簡単に説明してみます。自分で原点を確認する意味を含めて。
【ダウ理論】
まぁ、これは、あれ、相場ってこんな感じ、という雰囲気を言葉にしたものです。テクニカル分析が有効となる根拠はこのダウ理論による原理原則があるからです。
冒頭でファンダメンタル無視した理由は、相場の価格は全ての事象を織り込むという原理原則があるため、無視と書いています。ただ、相場をずっと見ていくといかにファンダ要因が重要かというのも分かってきます。(これは別の機会に)
ただし、ダウ理論を知ったから利益出るか?いや、そんなの一部の天才だけです。(決して軽視しているわけではありません)
【相場の環境認識】
これもよく聞くワード。
相場の環境認識って、ざっくりと言うと、
各時間足によって、グラフの波の見え方が変わってきますよーってこと。例えば下のような感じ
*時間足:(1minで一本のローソク足完成していくグラフ、5minで一本のローソク足が完成していくグラフ・・・1日で一本のローソク足が完成していくグラフ)
5min足のグラフは上がってる。1h足のグラフは全体的に下がってる。
上のグラフを見てわかる通り5min足で急に上がってきた、買いの勢い強いじゃん!順張りだよ!買っちゃえ!←死亡フラグです。その後見事に急降下⇒お願い戻って来てよ(お祈りトレード)
そしてヒャッハー損切を迎えます。ヒャッハー損切はこの記事を参照ください。
ここで大事なのは、1min<5min<30min<1h<4hという風に、相場は、大きな時間足の影響の方が強いということです。
つまり、1h足でダウントレンドになっているこの相場は、5min足で↑っぽく見えてるけど、下がる可能性が高いかな?。これが環境認識のざっくりとした考え方。
もっと詳しいことは、実際の相場を見ながら今後説明していきたいと思います。
何故FXで勝てないのか
ここまでは、教科書通りですが、一番大事なのは【下がる可能性が高い】だけであって、【上がる可能性もある】今ここで見える情報だけでは↑か↓か50%だということです。期待値50%これではギャンブルと変わりません。
そこで、この50%を100%に近づける(100%になることはないですが)作業に使うのが、トレンドライン・その他手法(インジケーター等)になります。環境認識をしたうえで手法を理解し使えば、100%とはいかなくとも50%以上の勝率に出来て利益が得られる。
端的に言えば、これだけなんです。
で、何故勝てる人がこんなに少ないのか。それは簡単な話で、
●環境認識もできるダウ理論も理解したし!と思い込んで実は50%の勝負をしてるだけ(初心者)
●環境認識もせずに小手先手法だけで50%の勝負をしている(初心者)
●環境認識をしっかり分析し手法についても理解しているけどリスクリワードが取れていない(中級者)
●勝率の高いトレードが確立しているけど、大きな資金を動かすためのメンタルがない(上級者)
勝てないのは、このいずれかのパターンかな?と個人的に思っています。
一番大事なことは
小手先の手法や、中途半端な環境認識によるトレードは、あくまでも勝率50%でギャンブルと変わらない。これは言葉の意味は分かっても、体感しないと本当の意味で納得できるい人は少ないと思います。私のように身をもって体験した方が早いです。ただし、財布は空っぽになり、髪は薄くなる可能性が高いのでお勧めできません。あくまで余裕資金の低ロッドで復活する資金は残しておきましょう。
さて、相場のざっくりとしたところが分かったところで、実際にどういった分析方法があるのかを次回より紹介していきたいと思います。